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グルメ今治

今治の焼豚玉子飯とは?まかないから広がったご当地どんぶり

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焼豚玉子飯は、愛媛県今治市を代表するご当地どんぶりです。

白いごはんの上に焼豚をのせ、半熟の目玉焼きを重ね、甘辛いタレをかける。見た目はとてもシンプルですが、焼豚の旨み、玉子のまろやかさ、タレの甘辛さが一体になり、今治のソウルフードとして親しまれています。

このグルメの特徴

焼豚玉子飯の魅力は、わかりやすさと勢いです。

具材は、ごはん、焼豚、玉子、タレ。難しい食べ方はありません。半熟の目玉焼きをくずし、焼豚とごはんにからめながら食べます。タレがしみたごはんに、焼豚の脂と玉子の黄身が重なると、シンプルなのに満足感のある一杯になります。

店によって、焼豚の厚さ、タレの濃さ、玉子の焼き加減、胡椒のきかせ方が異なります。甘めのタレで食べやすい店もあれば、胡椒をきかせて大人っぽい味に仕上げる店もあります。

焼豚玉子飯は、早く出てきて、しっかり食べられる料理でもあります。港町・工業都市として発展してきた今治の、働く人の昼ごはんにも合うご当地グルメです。

歴史・背景

焼豚玉子飯は、今治市内にあった中華料理店「五番閣」のまかない料理がルーツとされています。

今治焼豚玉子飯世界普及委員会によると、約50年前、五番閣の厨房で、焼豚の切れ端や煮汁、半熟の目玉焼きをごはんにのせて食べていたことが始まりとされています。厨房で人気になったまかないがメニュー化され、五番閣から独立した料理人たちによって広がっていきました。

現在、五番閣は閉店していますが、その流れを受け継ぐ店として、白楽天や重松飯店などが知られています。どちらが好きか、どの店のタレが好みかを話すのも、今治らしい楽しみ方です。

2000年代以降は、今治焼豚玉子飯世界普及委員会の活動もあり、B級ご当地グルメとして全国的にも知られるようになりました。B-1グランプリ関連のイベントでも注目され、今治を代表する一品として定着しています。

どこで食べられるか

焼豚玉子飯は、今治市内の中華料理店や食堂で食べられます。

代表的な店としてよく名前が挙がるのは、白楽天、重松飯店、光屋などです。店ごとに味の方向性が違うため、時間があれば食べ比べるのも楽しい料理です。

観光で訪れるなら、まずは今治市中心部の店を候補にすると動きやすいです。今治城や商店街、しまなみ海道方面のドライブと合わせても立ち寄りやすく、昼食にも夕食にも向いています。

営業時間や定休日は変わることがあるため、訪問前には公式サイトや店舗情報を確認してください。

食べ方・楽しみ方のコツ

焼豚玉子飯は、迷わず玉子をくずして食べるのがおすすめです。

半熟の黄身を焼豚とごはんにからめると、タレの甘辛さが少しまろやかになります。胡椒が添えられている場合は、途中で少し足すと味が引き締まります。

焼豚だけ、玉子だけ、ごはんだけで食べるより、全体を少しずつ混ぜながら食べる方が、この料理らしさが出ます。丼ものらしく勢いよく食べてもいいし、焼豚の厚みやタレの違いを確かめながら食べても楽しめます。

ボリュームがある店も多いので、しまなみ海道サイクリングや今治観光の前後に食べる一杯としてもぴったりです。

関連情報

焼豚玉子飯は、今治の食文化を語るうえで外せないご当地グルメです。

今治には、鉄板で焼く今治焼鳥もあります。どちらも「早い」「うまい」「しっかり食べられる」という今治らしさを感じる料理です。焼豚玉子飯を食べたあとに、夜は今治焼鳥を楽しむという流れも、今治グルメ旅としておすすめです。

派手な高級料理ではありません。けれど、まかないから始まり、地元の人に愛され、観光客にも広がった焼豚玉子飯は、今治のまちの空気をよく映した一杯です。

参考にした情報

この料理が食べられるお店